ハモの豆知識|瀬戸内産が日本一と呼ばれる理由と骨切りの技

関西の夏を代表する高級魚「ハモ(鱧)」。京都の料亭で味わうハモのほとんどが、実は愛媛・今治を含む瀬戸内海産であることをご存知でしょうか。

瀬戸内産 骨切りハモ

この記事では、瀬戸内ハモが選ばれる理由から、職人の技「骨切り」、おすすめの食べ方まで、海産物卸のプロが解説します。

もくじ

瀬戸内ハモが「日本一」と呼ばれる理由

京都の料亭が選ぶのは瀬戸内産

ハモの名産地として「京都」が有名ですが、実は京都の料亭で使われるハモの大半は瀬戸内海産です。愛媛・今治沖、淡路島、徳島沖が主な漁場となっており、当社・森海産物(宮窪水産)はこの今治の漁場から直接ハモを仕入れています。

温暖な内海が育む良質な身

瀬戸内海は温暖で栄養豊富な内海。ハモが好む環境が整っており、身質が良く、骨切りしても身崩れしにくいのが特徴です。

年に2回楽しめる旬

瀬戸内ハモには2つの旬があります。

時期 特徴
夏のハモ 6月下旬〜7月 梅雨明けで脂のりがピーク
秋のハモ 10〜11月 「松茸ハモ」と呼ばれる名物

ハモの旬と栄養価

ハモは高タンパク・低脂質で、栄養価の高い白身魚です。

  • タンパク質:100gあたり22.3g
  • コラーゲン:皮に豊富。湯引きでも摂取しやすい
  • カルシウム:骨ごと食べられるため、カルシウム源として優秀
  • DHA・EPA:血液サラサラ効果

3,500本の骨を切る職人技「骨切り」

ハモには約3,500本もの小骨があると言われます。そのまま食べることはできないため、「骨切り」という技法が必要です。

骨切りとは、「1寸(約3cm)に24〜26包丁」という驚異的なリズムで、皮を残して骨を細かく切り込む技。熟練の職人にしかできない包丁さばきです。

森海産物では、代々受け継がれた骨切り技術で、お客様にすぐ調理いただける状態でお届けしています。

おすすめの食べ方4選

① 湯引き(落とし)

骨切りしたハモを熱湯にサッとくぐらせ、氷水で締める定番料理。梅肉や酢味噌でいただきます。

② ハモフライ・ハモカツ

ご家庭でも手軽に楽しめる加工品。冷凍でストックでき、お弁当や食卓のおかずに便利です。

③ 天ぷら

外サクッ・中ふっくらの絶品。塩でシンプルにどうぞ。

④ ハモ鍋(しゃぶしゃぶ)

夏の暑い時期にも涼やかに楽しめます。出汁の効いた鍋に薄切りのハモを。

業務用・冷凍加工品の仕入れ

森海産物では、瀬戸内海のハモを職人が1本ずつ丁寧に骨切りし、以下の形でお届けしています。

  • 冷凍ハモフライ:揚げるだけ、給食・外食産業向け
  • ハモカツ:ボリューム重視のおかず
  • ハモフィーレ:切り身、料亭・割烹向け

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